【2025年版】NISAで買える米国ETFベスト10|タイプ別に比較
NISAで米国ETFを積立するなら、まずは分散性・コスト・流動性・方針(成長/配当)を決めるのが近道。 本記事は、初心者にもわかりやすいタイプ別ベスト10と、各ETFの買う前チェックまで一気通貫でまとめました。
選定基準 まずはここから
① 分散性
- 指数のカバー範囲(S&P500/全米/全世界/セクター)
- 構成銘柄数・組入比率の偏り
② コスト
- 経費率は低コスト帯が基本
- 分配金の再投資方針(自動/手動)
③ 流動性
- 出来高・スプレッドの安定性
- 主要ネット証券での取扱い
④ 方針の一致
- 成長重視/配当重視/値動きの好み
- 積立か、押し目狙いか
NISA向け米国ETFベスト10(早見表)
| 順位 | ティッカー | 名称 | タイプ | こんな人に | ひとことで |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | VOO | S&P500連動 | 広範インデックス | 王道で堅実に | 低コスト×大型分散の定番 |
| 2 | VTI | 全米株式 | 超広範インデックス | 米国丸ごと | 中小型も含め広く保有 |
| 3 | QQQ | NASDAQ100 | グロース寄り | 成長重視 | テック主導の攻め |
| 4 | VYM | 高配当(広く分散) | 配当重視 | 増配の安定性 | 安定配当×分散 |
| 5 | SCHD | 高配当(クオリティ) | 増配・質重視 | 連続増配志向 | 配当の質にフォーカス |
| 6 | SPYD | 高配当(利回り重視) | 配当インパクト | 利回り重視 | 分配のボリューム感 |
| 7 | IJR | 米小型株 | サイズ別 | 小型の波も取りたい | 景気回復局面の伸びしろ |
| 8 | VT | 全世界株式 | グローバル | 米国集中を避けたい | 世界丸ごと分散 |
| 9 | XLV | ヘルスケア | セクター | 景気耐性も意識 | ディフェンシブ寄り |
| 10 | XLC | コミュニケーション・サービス | セクター | メガプラットフォーム重視 | 広告・SNS・配信の成長性 |
※採用基準は「分散性・コスト帯・流動性・投資方針のわかりやすさ」。具体の数値は各社公式をご確認ください。
各ETFの解説&買う前チェック
1. VOO|S&P500に王道で乗る 低コスト帯大型分散
- 特徴:米国の代表500社に一括分散。長期積立の“基礎体力”。
- 向いている人:「まずはブレずに米国株」を実現したい初心者〜中級者。
- 買う前チェック:つみたて額/再投資の方針/円貨・外貨の決済ルール。
2. VTI|全米丸ごとでブレに強く 超広範
- 特徴:大型〜小型まで網羅。S&P500+αの分散を取りたい人に。
- 向いている人:シンプルに「米国全体の成長」を取りにいきたい。
- 買う前チェック:小型株比率に伴う変動への理解。
3. QQQ|テック主導のグロース 成長重視
- 特徴:NASDAQ100。GAFAMなど主力テックの比重が高く成長性を狙う。
- 向いている人:インデックスでも攻めを強めたい。
- 買う前チェック:ボラ許容度/積立と押し目の使い分け。
4. VYM|安定配当×広く分散 高配当増配志向
- 特徴:広範な高配当銘柄で安定感。増配傾向の底力も魅力。
- 向いている人:配当を長く育てたい・ドローダウンを抑えたい。
5. SCHD|“質”にこだわる高配当 クオリティ配当
- 特徴:配当の持続可能性や収益性などの定量指標で選別。
- 向いている人:連続増配・財務の強さを重視。
6. SPYD|利回りインパクト重視 配当インパクト
- 特徴:利回り水準を重視。一方で業種偏り時はボラも増えやすい。
- 向いている人:配当のボリューム感を重視しつつ分散・比率管理ができる。
7. IJR|小型株の成長ポテンシャル スモールキャップ
- 特徴:景気循環の上向きや金利低下局面でリバウンドの妙味。
- 向いている人:中長期でリスクを取りつつ分散ポートにスパイスを。
8. VT|“世界丸ごと”で米国偏重を緩和 全世界
- 特徴:米国に寄りながらも世界に分散。国・通貨の分散も同時に。
- 向いている人:一つで完結させたい/米国集中をやわらげたい。
9. XLV|ディフェンシブな成長ポケット ヘルスケア
- 特徴:医薬・バイオ・医療機器など景気耐性の高いセクターを束ねる。
- 向いている人:景気循環に左右されにくい柱を作りたい。
10. XLC|プラットフォーム&広告の伸びに賭ける 通信・メディア
- 特徴:巨大SNS・広告・配信サービスを中心に構成。
- 向いている人:テックと消費の交差点にベットしたい。
よくある質問
買い時はいつ?積立と押し目の使い分け
まずは積立(ドルコスト)で基礎を作るのが王道。相場調整のときに追加で押し目買いを検討。
NISAで注意すること
- 非課税枠の管理(再投資も含め年計画)
- 分配金の課税関係(米国課税→NISA)
- 為替・売買手数料の合計コスト
注意:本記事は特定金融商品の勧誘を目的としたものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いいたします。
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