【AIチャート分析】エヌビディア、テスラ チャート分析(2025年7月14日版)

AI株分析✕米株チャート日記

2025年7月14日(月) 相場終了後のNVIDIA(NVDA)株価・出来高・RSI・MACDをTradingViewで分析し、AIによるテクニカル評価をまとめました。
※ 以下の分析はTradingViewチャートおよびReuters、Bloombergの記事で内容を確認しました。 jp.reuters.com bloomberg.com

✅ NVIDIA(NVDA)のテクニカル分析(2025年7月14日)
RSI:× 72.95
過熱圏(70以上)での推移が続いており、短期的には「買われすぎ」による調整リスクが高い。
MACD:△ MACD = 6.95、Signal = 6.66
ゴールデンクロスは維持中だが、ヒストグラムの拡大が頭打ち傾向で、上昇モメンタムは鈍化しつつある。
出来高:△ 136.57M(前日比微減)
大きな売り圧力は見られないものの、下落日に出来高が増えておらず、方向感の定まらない「小動き」の様相。

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💬 推移と現状のコメント
• 6月中旬以降、一貫して強い上昇トレンドを形成し、RSIは70台での高止まりが続く。
• 7月10日以降、株価は164ドル前後のレンジで小動き。7月14日は−0.52%の陰線で終了。
• RSIの高値圏維持→反落、MACDの勢い鈍化、ともに「ピークアウトの兆し」が見える。
• 市場センチメントは過熱感が強く、外部要因(CPI・米債利回り・地政学リスク)次第で調整幅が拡大する可能性も。
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✅ 総合 △
「買い急ぎは回避し、反落の過程を見極めつつ、押し目を待つ」が現状の適切な判断。

続いてTSLA

✅ Tesla, Inc.(TSLA)のテクニカル分析(2025年7月14日)
RSI:○ 50.57
 中立ゾーン(40~60)の中心付近を推移。買い・売りの勢力が均衡しており、大きなトレンドは発生していない。
MACD:× MACD = –3.64、Signal = –2.78
 デッドクロス継続中で弱気シグナル。ただしヒストグラムの縮小傾向から下落モメンタムは一服感も。
出来高:△ 77.76M(前日比微減)
 平均的な出来高。下落日に出来高増加が見られないため、売り圧力の強まりは限定的。

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💬 推移と現状のコメント
• 6月以降、TSLAは300~340ドルのレンジで上下動。7月上旬には一時360ドル近くまで試すも反落。
• 7月14日は小幅反発(+1.08%)で316.90ドル着地。RSIは再び50台へ回帰し、中立圏でのもみ合い継続。
• MACDのデッドクロス後、ヒストグラムが小さくなりつつあるため、下落余地は限定的とも考えられる。
• 外部環境(EV需要動向、金利、同業決算など)の影響で方向感が出にくく、当面はレンジ内の小動きが想定される。
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総合 △
「大きく仕掛けず、レンジ下限付近での押し目買いを検討。上昇を本格化させるにはMACDの再度のゴールデンクロスとRSIの60超えが必要。」

続いてPLTR

✅ Palantir Technologies Inc.(PLTR)のテクニカル分析(2025年7月14日)
RSI:○ 64.65
 直近2週間で50~70の間を上昇トレンドで推移。過熱圏(70以上)には未達のものの、上昇モメンタムは強く、さらなる上値追い余地がある。
MACD:○ MACD = 3.87、Signal = 3.52
 ゴールデンクロス継続中で強気シグナル。ヒストグラムもプラス圏で拡大傾向にあり、上昇トレンドの本格化を示唆。
出来高:△ 78.15M(前日比+50%程度増加)
 前日(7月11日)比で大幅増加。上昇日に伴う出来高増はトレンドの信頼性を高める一方で、短期的には「利食い売り」の圧力も意識されやすい。

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💬 推移と現状のコメント
• 6月中旬以降、PLTRは120~135ドル→140~150ドルの二段階上昇を見せ、7月14日に149.15ドルでフィニッシュ。
• RSIは61→65と強い上昇シグナルを示し、MACDのヒストグラム拡大も加速。
• Barron’sによれば同日朝には146.88ドルまで上伸し、過去最高値を更新している点もポジティブ要因Barron’s
• 外部環境(政府契約の拡大見込み、AI需要の高まり)も追い風で、ファンダメンタルズ面でも強い支持が続く。
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総合 ○
強い上昇トレンド継続中。押し目を拾う戦略が有効だが、短期的にはRSIが70に近づくタイミングで一時的な調整も想定しつつ、次のゴールデンクロス加速を待って追撃買いを検討。

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