NISAで買える米国ETFランキングTOP5【VOO・QQQ・SPYD・HDV・VYM】

初心者向け米国株・NISAガイド

NISAで買える米国ETFランキング【2025年版】

なぜNISAでETF投資がおすすめなのか?

NISAは運用益や配当金が非課税になる制度で、長期的な資産形成に向いています。その中でもETF(上場投資信託)は、米国株投資初心者に特におすすめです。

  • 分散投資ができる – 1本のETFで複数の企業に投資できる
  • 低コスト – 投資信託に比べて信託報酬が安い
  • 透明性が高い – 組入銘柄や運用方針が明確

👉 NISA口座なら売却益・配当金が非課税なので、ETFのメリットを最大限に活かせます。

ETFランキング選定基準(手数料・成長性・分配金)

今回のランキングは、投資初心者でも安心して選べるように、以下の3つの基準で作成しています。

  • 手数料(信託報酬)の安さ – 長期投資ではコストの差が大きなリターン差になる
  • 成長性 – 価格が安定的に伸びているか、将来性があるか
  • 分配金(配当) – 安定して受け取れるか、利回りは適正か

👉 「低コスト+成長+分配金」の3点バランスが良いETFを上位にしています。

初心者がETFを選ぶときの3つのポイント

ETFを選ぶ際、初心者がまず意識したいのは次の3つです。

  • 何に投資しているETFか – S&P500連動か、高配当株か、テーマ型か
  • 手数料は安いか – 年0.1%の違いが10年後に大きな差になる
  • 分配金(配当)の頻度と利回り – 受け取りたいか、再投資したいかを考える

👉 これを押さえれば、どのETFが自分に合っているか判断しやすくなります。

人気米国ETFランキングTOP5【NISA対応】

1位:VOO(バンガード・S&P500 ETF)

VOOは、アメリカを代表する500社の株価指数「S&P500」に連動するETFです。アップル、マイクロソフト、アマゾンなど世界を代表する企業が組み込まれており、米国株投資の王道商品として知られています。

  • ✅ 信託報酬は0.03%と業界最低水準
  • ✅ 長期で右肩上がりの成長が期待できる
  • ✅ NISAとの相性抜群(売却益も配当も非課税)

👉 「迷ったらVOO」と言われるほど、初心者にも人気のETFです。

2位:QQQ(インベスコQQQトラスト)

QQQは、ナスダック市場の主要100銘柄(金融除く)に連動するETFです。アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン、メタなどハイテク企業中心の構成です。

  • ✅ IT・AI関連銘柄に強い → 高いリターンが期待できる
  • ✅ 値動きが大きい(ハイリスク・ハイリターン)
  • ✅ 成長志向の投資家に人気

👉 「もっと攻めたい」「将来の成長株に賭けたい」人にぴったりです。

3位:SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF)

SPYDは、S&P500構成銘柄の中から高配当株80銘柄を均等に組み入れたETFです。分配金利回りが高く、安定収入型のETFとして人気です。

  • ✅ 年4回の分配金(3・6・9・12月)
  • ✅ 配当利回りは4〜5%台(2025年時点)
  • ✅ 株価は比較的安定

👉 「配当をもらいながら資産を増やしたい」人におすすめです。

4位:HDV(iシェアーズ・コア米国高配当ETF)

HDVは、米国の財務健全性が高い高配当企業を中心に構成されたETFです。エネルギー、生活必需品、ヘルスケアなど景気に左右されにくい銘柄が多めです。

  • ✅ 年4回の分配金
  • ✅ 配当利回りは約4%前後
  • ✅ 安定性重視のポートフォリオ

👉 「ディフェンシブな配当ETFが欲しい」人にはHDVが向いています。

5位:VYM(バンガード・米国高配当株ETF)

VYMは、米国の大型高配当株を中心に構成されたETFです。SPYDよりも銘柄数が多く、バランス型の高配当ETFとして評価されています。

  • ✅ 組入銘柄数は約400(幅広い分散)
  • ✅ 配当利回りは3%台
  • ✅ 値動きが安定していて長期保有向き

👉 「コツコツ配当をもらいながら長期投資したい」人にぴったりです。

ETFを買うならどの証券会社がいい?

SBI証券 – 取扱銘柄数と為替コストの安さ

SBI証券は、米国ETFを買うなら最有力の証券会社です。理由は大きく3つあります。

  • 取扱銘柄数は5,000以上(VOO・QQQ・SPYDなど主要ETFはすべて購入可能)
  • 為替手数料が業界最低水準(住信SBIネット銀行経由なら片道2銭)
  • ✅ NISAとの相性が良く、注文画面も初心者向けで使いやすい

👉 「どこでETFを買えばいいかわからない」という人は、まずSBI証券を開設すれば間違いありません。

楽天証券 – ポイント投資と相性が良い

楽天証券は、楽天経済圏ユーザーにとって魅力的です。楽天ポイントを使ってETFを購入できるため、ポイントを活用した投資デビューが可能です。

  • 取扱銘柄数は4,500以上(主要ETFをカバー)
  • 楽天ポイントで米国ETF投資ができる
  • ✅ 投資信託と併用しやすく、初心者が始めやすい

👉 普段から楽天市場や楽天カードを使っている人には楽天証券がピッタリです。

マネックス証券 – 米国株情報の充実度

マネックス証券は、日本でいち早く米国株やETFのサービスを拡充したパイオニア的存在です。特に投資情報の豊富さが強みです。

  • 取扱銘柄数は5,000以上(SBIと並ぶ水準)
  • ✅ 米国株の決算レポートやニュースが豊富
  • ✅ 長期投資家向けの分析ツールも充実

👉 「情報を見ながらじっくりETFを選びたい」人にはマネックス証券が合っています。

初心者がNISAで米国ETFを買うときの注意点

為替手数料とドル転の方法

米国ETFを買うときは米ドルが必要です。日本円を米ドルに替えることをドル転といいますが、ここで為替手数料がかかります。

  • SBI証券(住信SBIネット銀行経由):片道2銭
  • ✅ 楽天証券・マネックス証券:片道25銭

👉 長期投資では為替コストの差が大きな違いになるため、可能ならSBI+住信SBIネット銀行ルートでドル転しましょう。

分配金の税金とNISAのメリット

米国ETFには分配金(配当金)があります。通常は米国で10%+日本で20.315%の税金がかかりますが、NISA口座なら日本の課税がゼロになります。

  • ✅ 米国課税10% → これは回避できない
  • ✅ 日本課税20.315% → NISAならゼロ

👉 NISAを使えば分配金も売却益も非課税。高配当ETF(SPYD・HDV・VYM)との相性は抜群です。

まずは少額で「買ってみる」ことが大切

ETFは1株から購入可能なので、初心者はまず1〜2株だけ買うのがおすすめです。

  • ✅ 取引の流れ(成行・指値注文)を体験できる
  • ✅ 配当や値動きを体感でき、投資感覚が身につく
  • ✅ リスクを抑えながら投資を学べる

👉 「まずは1株だけ買ってみる」ことが、投資を続ける第一歩になります。

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