📌 2025年8月13日 米国株式市場の主要指標まとめ
- ダウ平均株価:+1.0%(+463.66pt → 44,292.27)
- S&P 500:+0.3%(+20.82pt → 6,466.58)※史上最高値更新
- ナスダック総合指数:+0.1%(+31.24pt → 21,713.14)※史上最高値更新
- ラッセル2000(小型株):+2.0%(+45.28pt → 2,228.06)
ラッセル2000が小型株主導で強い動き。主要指数は揃って史上最高値を更新。
📈 上昇要因
1. 利下げ期待の高まり
9月の利下げ確率は高水準をキープ。米国債利回りの低下やドル安が株式の買い材料となった。
2. 小型株の物色継続
ラッセル2000は+2%と堅調。リスクオンムードが広がっている。
3. グローバル資金流入
世界的に株式市場は高値圏。国際エクイティへの資金流入も急増。
📉 下落要因とリスク
1. 中核インフレ依然高止まり
CPIは鈍化傾向ながら、サービス中心にインフレ圧力が残っている。
2. 政治圧力の高まり
FRB独立性への懸念や、トランプ政権の政策シナリオが投資家心理に影響。
3. バリュエーション警戒
株価の急伸による過熱感が指摘され、一部では「行き過ぎ感」も浮上。
🗞 ニュースダイジェスト
- 利下げ期待強まる:9月利下げの可能性高まる。
- 世界株高:欧州・アジアも上昇。
🔮 今後の注目点
- 米CPI・PPI発表
- FOMC議事録
- 大型テック決算

📈 NVIDIA(NVDA)日足・一目均衡表の解説「2025年8月13日」
表示指標:一目均衡表(9-26-52)、出来高。
本日の終値は 181.59(前日比 −0.86%)。
ローソク足は雲(先行スパン)上で推移。
1) 現在のトレンド評価
- 価格 > 雲: 上昇トレンド継続。トレンドの母体は強い状態。
- 雲の形状: 先行スパンAが先行スパンBの上に位置する強気雲。
雲が右肩上がりで、先行して支持帯が上昇中。 - 転換線(青)・基準線(赤): いずれも上向き。
終値は転換線のやや上〜同水準に位置し、短期の押し目→再上昇待ちの形。 - 遅行スパン(緑): 過去ローソク足の上に位置し、買い優勢を裏づけ。
2) 主要レベル(目安)
項目 | 水準(概算) | 意味 |
---|---|---|
転換線(Tenkan) | 177.7 付近 | 短期の押し目サポート。ここを割ると短期調整が深まりやすい。 |
基準線(Kijun) | 172.8 付近 | 中期の節目。終値で下抜けると一段の調整シナリオに警戒。 |
先行スパン上端(雲上) | 約175〜178 帯 | 第一サポート帯。押し目買いの候補になりやすい。 |
先行スパン下端(雲下) | 約158〜159 帯 | 最終サポート帯。ここを割り込むとトレンド転換の可能性。 |
直近高値ゾーン | 180後半〜182 | レジスタンス帯。上抜け維持で上昇再加速に期待。 |
3) 1年保有を前提にした見方(売りタイミングの指標)
- 基本方針: 雲上=上昇トレンド維持。
雲割れ終値が連続するまでは中長期はホールドが合理的。 - 段階的ルール例:
- ① 終値が転換線割れ:短期の勢い鈍化。新規の追い買いは抑制。
- ② 終値が基準線割れ(数日継続):一部利益確定や比率調整を検討。
- ③ 終値が雲下抜け:中長期の売り/縮小シグナル。戻り待ちで軽くする判断も。
- 遅行スパンがローソク足を下抜けたまま推移すると、売り圧力優勢に傾きやすい点も補助確認に。
4) まとめ
現在は強気優勢(雲上・遅行上)。
短期は転換線(≈177.7)を維持できるかが焦点。
中期では基準線(≈172.8)と雲上端(≈175〜178)帯が押し目サポート。
雲割れが見えない限り、1年保有の中長期スタンスは有効で、売り判断は基準線割れ持続→雲割れの順で厳格化するとブレにくい運用が可能です。
※数値はチャート右サイドの表示を元にした概算です。
リアルタイムの水準は都度ご確認ください。
投資判断は自己責任にて。
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