📌 2025年8月12日 米国株式市場の主要指標まとめ
- ダウ平均株価:+1.1%(+483.52pt → 44,458.61)
- S&P 500:+1.1%(+72.31pt → 6,445.76)※史上最高値更新
- ナスダック総合指数:+1.4%(+296.50pt → 21,681.90)※史上最高値更新
- ラッセル2000(小型株):+3.0%(+66.27pt → 2,282.78)
インフレ指標が予想よりも落ち着いていたことから、FRBの利下げ期待が高まり、株式市場は全面高。 S&P500およびNASDAQは史上最高値を更新、 ラッセル2000は特に強く上昇しました。
📊 指数・コモディティ・為替・暗号資産・金利
- 原油(WTI):情報なし
- 金先物:情報なし
- ドル円:情報なし
- ビットコイン:情報なし
- イーサリアム:情報なし
- 米10年債利回り:資料では具体数値なし(CME FedWatchで9月利下げ確率94%)
📈 上昇要因:好材料と強いセクター
1. CPI(インフレ指標)が予想よりソフト
総合CPIは前年同月比+2.7%(予想2.8%)、コアCPIは+3.1%(やや高め)で、 インフレのピークアウト期待と利下げ観測が強まり株価上昇。
2. 幅広いセクターの上昇
大型テックだけでなく、小型株(Russell 2000+3%)まで活況。 Morgan Stanleyはリスク資産への資金回帰を指摘。
3. 利下げ期待の高まり
CME FedWatchでは9月の0.25%利下げが約94%、年内3回までの利下げを折り込む展開に。
📉 下落要因とリスク要素
1. コアインフレの加速
コアCPI+3.1%は6ヵ月ぶりの高水準。 サービス価格の上昇が目立つため、インフレ警戒は継続。
2. FRBへの政治圧力の可能性
トランプ大統領がパウエル議長に法的措置をほのめかす発言があり、 金融政策に対する独立性への懸念も残る。
3. 物価面以外の予期せぬ材料
今後の雇用統計や関税関連の追加圧力が市場心理に影響を与える可能性あり。
🗞 ニュースダイジェスト(要点)
- インフレ沈静:全体CPIは予想下回り、トレードによる物価上昇の兆候は限定的。
- 利下げ期待高まる:FedWatchでは9月利下げ確率94%、年内さらなる利下げも材料。
- セクター別に強い展開:銀行・航空株や半導体など幅広く買われる展開。
- 小型・ミーム株好調:投資家心理の回復でリスク資産に資金流入。
- 地政学要因:現時点で特定記事なし。
🔮 今後の相場見通し・注目材料
- 金融政策:インフレ経過と雇用統計で利下げ期待が揺れ動く展開か。
- 物価率動向:コアCPIが高水準の維持となれば、利下げ観測の維持も難しくなる可能性。
- 政局とFRB独立性:トランプ氏の発言やFRBへの圧力が、市場心理を左右する材料に。
- 市場テーマ:小型株・ミーム株の動向、銀行・航空・半導体などセクター回復の持続性。
🎥 YouTube書き起こしからのひとこと
市場はインフレの鈍化を受け、米国株はS&P500・NASDAQが史上最高値を更新。 銀行株やテックだけでなく、中小型や仮想通貨関連まで幅広く上昇しました。 CPIの詳細としては、航空運賃や医療サービスの値上がりが目立ち、 一方でガソリンや家庭用品などは落ち着いています。
📝 総括(2025年8月12日)
インフレ指標が落ち着き、利下げムードが加速したことで全体相場に強気の勢いが戻りました。 大型指数は史上最高値を更新し、小型株も力強く上昇。 今後はコアインフレの動向、FRBへの政治圧力、雇用統計などが注目材料です。
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