📌 2025年8月15日 米国株式市場の主要指標まとめ
- ダウ平均株価: –0.3%(–139.14pt → 44,153.10)
- S&P 500: –0.2%(–14.26pt → 6,452.32)
- ナスダック総合指数: –0.1%(–22.85pt → 21,690.29)
- ラッセル2000(小型株): –0.4%(–9.21pt → 2,218.85)
主要4指数はいずれも小幅安。米国債利回りの上昇と消費者信頼感の低下が重しとなり、週末を前に利益確定売りが優勢でした。
📈 上昇要因
1. テック株の底堅さ
AppleやMicrosoftなど一部大型テックは堅調。AI需要を背景に半導体関連も限定的に買われた。
2. 消費関連銘柄の一部物色
ディスカウント小売りや食品関連が買われ、景気後退懸念下でもディフェンシブ需要が意識された。
📉 下落要因とリスク
1. 債券利回りの上昇
米10年債利回りが4.30%台に上昇。金利高止まりが株価の重しとなった。
2. 景気減速懸念
8月の消費者信頼感指数が予想を下回り、個人消費の減速シグナルが意識された。
3. 利益確定売り
主要指数が史上最高値圏にある中、週末を控えた売りが広がった。
🗞 ニュースダイジェスト
- FRB関係者: 「インフレ抑制には追加の時間が必要」と発言。
- 米国小売企業決算: ウォルマートは好調、ターゲットはガイダンス弱気。
🔮 今後の注目点
- 8月PMI速報値(製造業・サービス業)
- ジャクソンホール会議でのパウエル議長講演
- 米国債利回りの動向と株式市場への影響
VOO 日足チャート解説(2025/08/15)

この画像で使用しているインジケーター
- RSI(Relative Strength Index, 14)+RSIシグナル
下段の紫色の線がRSI(14)。黄色の線はRSIの移動平均(シグナル)です。
チャート右端のラベルには RSI 65.80/シグナル 62.49 が表示されています。 - Next Candle Predictor(翌日ローソク足予測)
チャート右上に「Next Bullish」などのラベルで、次の足が陽線/陰線になりやすい方向を表示するコミュニティスクリプトです。
(緑=上昇想定、赤=下落想定)
各インジケーターが示す“いま”の示唆
指標 | 読み取り | 解釈 | トレードの示唆(参考) |
---|---|---|---|
RSI(14) | 65.80(シグナル 62.49) | 50超で上昇トレンド優勢。 70手前のやや過熱ゾーンに接近。 直近高値更新に対しRSIが前回ピークを超えていない場合、軽いベア・ダイバージェンスの警戒も。 | 60~70帯を維持 → 押し目買い継続が機能しやすい。 70超&連騰 → 利確やポジション軽量化も選択肢。 60割れ → 短期のモメンタム鈍化に注意。 |
Next Candle Predictor | ラベル:Next Bullish(上昇優位) | 統計的に次の足が陽線になりやすいサイン。 予測は確率であり保証ではありません。 当日の寄り付きや前日高値(593.9付近)のブレイク可否で妥当性を確認。 | ギャップアップ+前日高値上抜けで追随しやすい。 失敗(上抜け否定)なら短期逆行の揺り戻しに注意。 |
※インジケーターは補助線です。価格・出来高・節目の組み合わせで総合判断を。
プライスアクションの要点(2025/08/15 時点)
- 日足は4〜8月にかけて高値・安値の切り上げが続く上昇基調。
- 直近は終値591.57で小反落も、高値圏での持ち合い。
- 前日高値 593.95 が目先レジスタンス。
- サポート候補:588〜585。この帯を維持できれば上目線継続。
- RSIは60台半ば。70超の過熱や価格だけ更新・RSI鈍化には注意。
TradingViewで「予測」を使いこなす手順
① 同じ環境を再現する
- 銘柄で
VOO
を表示(日足)。 - 「インジケーター」→ RSI を追加。
歯車アイコン→ 長さ:14 に設定。必要なら「移動平均」を追加してシグナル化。 - 「コミュニティ・スクリプト」から Next Candle Predictor を検索・追加。
② 図形ツールで“将来帯”を描いて仮説化
- 「予測と測定ツール」で価格帯を描き、想定レンジを可視化。
- 「ロング/ショートポジション」でエントリー・損切り・利確を明確化。
③ アラートを設定
- 例:RSI cross above 70/Next Candle = Bullish。
- 通知でエントリーチャンスの見逃し防止。
④ 戦略テスターで検証
- 過去データで勝率・PF・ドローダウンを確認。
- 戦略の有効性を数値で把握。
※予測インジは過去統計ベース。将来の結果を保証しません。
まとめ
- VOOは上昇基調継続も、RSIは過熱域手前。
- 593.9〜595の突破可否が焦点。
- 翌日予測はBullish表示だが、寄り付きや出来高での確認が必須。
- TradingViewではインジ+予測+アラート+検証で仮説から実行まで一貫可能。
(投資判断はご自身の責任で。上記は教育目的の一般解説です)
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